写真館・5年ぶりに『硫黄島からの手紙』のロケ地、バーストウへ!!

ロサンゼルスから北東に車で2時間。ラスベガスへの道のりのちょうど中間地点にBarstowという街があります。フリーウェイを走っている時の景色は、果てしなくこんな感じ。

 

目立ったものが何もない所。その街の北10マイル先にCALICO GHOST TOWN という、今では観光地として解放されている古い銀山跡があります。&br;ここがロケ地です!!

 

CALICO GHOST TOWNの山の上から撮った、遠方の山々。太陽がこんなに綺麗に写りました。
この山々の周辺の景色が、映画の中では見事にCG合成で太平洋の大海原に変わっているんですよ。
ここには海なんか無いんです!
ちなみに、二宮和也くん演じる西郷たちが映画の冒頭で浜辺で砂を掘るシーンは、ロサンゼルスのやや北に位置する海岸線で撮影しました。

 

この舗装されたエリアが、『硫黄島』の撮影隊が、待機テントや制作部/メイク/衣装/俳優のトレーラーの車両を置いたベースキャンプがあったところです。懐かしい!!
僕の俳優人生の転機となった場所です。

 

とにかく広い。朝、ホテルからここに連れて来られ、身支度とメイクを済ませ、本番まで待ちました。
当時の緊張感を思い出します。あの時は、1日1日が精一杯でした。
撃たれて血だらけになったなぁ…(笑)。

 

ロケ地をあらためて訪ねるなんて初めてのことです。
よっぽど嬉しかったのか、満面の笑み。銀山のタウン内を走る、機関車風のライドに乗ってます!

 

西日を背に、銀山の地表を撮ってみました。残念ながらこの日は洞窟内には入れませんでしたが、穴の中での撮影は、乾いた空気と砂ぼこりで、演じるのはなかなか大変でした。
帰りの車中から見た景色。
手前の巨大な岩と、奥の雪山のギャップがなんとも不思議。こんな光景が、高速道の脇に突如現れるので、なかなか楽しいですよ!ラスベガスに旅行で行かれる方は、是非立ち寄ってみて下さいね。

 

 

(2011年2月12日更新)